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 佐々木 朗

Author: 佐々木 朗

佐々木ヴァイオリン製作工房

工房日記と、個人的な日記です。

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技術のあるプロの楽器と、アマチュア製作楽器の差
 この差は、「技術のあるプロの演奏者の演奏と、アマチュア演奏者との違い」くらいの差です。弦楽器に詳しくない方は、上手なアマチュア演奏者の演奏に驚くと思います。

 しかし、演奏に詳しい方が聴いたり、両者を並べて聴き比べをしたら、何から何までレベルが違うのが分かることでしょう。「基本」が違うのです。

 楽器製作においても全く同じです。楽器製作の事を知らないほとんど方には分からないかもしれませんが、「基本」が全く違います。そしてこの「基本」こそが、後々ボディブローのようにジワリジワリと効いてくる(意味を為す)、もっとも重要な事柄なのです。

 趣味の製作を否定するわけではないですが、趣味で作った楽器と、我々のような「基本」を修行してきた者との楽器を同じように比べられては困ります。これは私のプライドでもあり、また私の所属している日本弦楽器製作者協会のプライドでもあります。

 良い製作の楽器とは・・・製作の基本がなっている楽器なのです。たったそれだけの事です。・・しかし、それが一生をかけて追い求めてもできない、奥深いものなのです。

工房 | 22:39:20 | Comments(8)
コメント
どのような経緯で書かれたのかわかりませんが。

当然長い年月をかけて修行を積んできた職人と趣味でやっている人の差は歴然でしょうし、プロがプロとしてのプライドを持つのも当然のことでしょう。プロならプロの仕事を黙々とすればよいだけです。
わざわざアマと比べて、アマを卑下するようなことを書く必要はない。

大きなことを吐くのなら、世界を相手に結果を出しましょう。
でなければ謙虚になりましょう。
2007-12-09 日 12:43:05 | URL | s [編集]
何か誤解をされているような?
>どのような経緯で書かれたのかわかりませんが。

 私はつい先日に行われた日本弦楽器製作者協会の会議中の議論(もちろん皆さんはご存じありませんが)について、私なりに書いただけです。

>でなければ謙虚になりましょう。

 私の楽器が偉いんだなどと書いたお覚えはいっさいりませんが、何かお気に召さなかったようですね。


 趣味の製作に関して、私は否定はしません。それどころか、「楽しいですよ!」とさえ、いつも勧めてさえいるくらいです。

 しかし、その趣味のレベルを商売にしている人がいるのです。もちろん売る側には悪気はありませんし、購入する側もその時は納得して購入します。
 しかし買ったときには満足していた楽器も「基本」がなっていないと、その後の修理や調整がうまくいきません。私はそのような楽器をたくさん見てきたから言えるのです。

 私が言いたいのは、「きちんとした責任と技術のある楽器店(または工房)から楽器を購入してください。」という事だけです。
2007-12-10 月 09:11:06 | URL | 佐々木朗 [編集]
 確かにコメントなしの文面では誤解を受けやすい文面であることは否めませんね。ただ、ブログは便利な反面、文章だけが先走りしてしまう場合もあるを承知した上で、コメントは書きたいものです。
 私はアマチュアの作った楽器は弾いたことはありませんし、楽器のよしあしもよくわかりません。まして、”名のあるプロの楽器”はわかっても”技術のあるプロの楽器”などわかりません。そんな私が佐々木工房にお世話になったきっかけは些細なことなのですが、40分間の話の中で、佐々木氏が楽器の製作者のラベルを一切見なかったことと(今までのたずねた楽器工房はほとんどラベルを見ていた。ブランドでものを見ていないと、私は感じました。)、また、結構手厳しいことをいわれたことです。飽くまで、私の考えですので誤解してほしくないのですが、職人は、それくらいのほうが良いと判断したお世話になりました。私はブランドに走りがちですが、なるべく人を見る目を養いたいなと思います。その上で失敗しても自分に見る目がないと諦めがつくからです。話がそれてしまいましたね。ごめんなさい。


2007-12-10 月 22:03:54 | URL | オルカ [編集]
追伸 佐々木氏のブログをいつも楽しみにしています。辛口な、意見があっても良いですが、なるべく友好的なスタンスでコメントできればと思っています。
2007-12-10 月 22:21:35 | URL | オルカ [編集]
あのう…
最初から佐々木さんは、比べないで欲しい、と書かれていますよね。
そして、アマチュアを卑下(見下すの意?)している文言はどこにもありません。
むしろ、s氏こそ、どのような立場から発言しているのかを明らかにすべきと見えますが、穿った見方でしょうか。
2007-12-10 月 22:37:32 | URL | 魚丸 [編集]
それぞれには、それぞれの考えが
 100人いたら100人の意見がありますから、それに対してむきになって攻撃していては戦争にしかなりません。

 私が私自身のブログ(またはHP)で言っているのは、私の意見なのです。多くの方は「えらそうに」とか「辛口」だとか(オルカさんのことではありませんよ)、または「実力もないくせに」と思われるかもしれません。

 気軽に書いていると思われている方も多いと思います。しかし、実名を公表して意見を書くことはとても勇気のいることなのです。気軽になど、とてもできないことです。

 私は1995年に自分のHPを開設して以来、次のことを可能な限り意識しながら意見を述べているつもりです。

・正直であること。
・他人(個人)への中傷はすべきではない。
・人への感謝の気持ち(先人、これからの人へも含め)。
・冷静な気持ちで。
・他人には他人の意見がある。

 今回のコメントの流れについて、私は、私のブログ上で議論するつもりはありませんので、皆様もどうかよろしくお願いいたします。
2007-12-10 月 23:04:56 | URL | 佐々木朗 [編集]
この記事が、文中にも言及されている日本弦楽器製作者協会の意見を代弁していると考えます。
そして日本人のつくった楽器の魅力のなさに呼応しているのが日本弦楽器製作者協会が妙にプライド高く、硬直化していることです。それが製作の世界に身を置かない傍目の愛好者にはとても奇異に思える。なせ、こうしたごう慢な意見が出てくるのでしょうか。
内部にいる方にはそれが見えないのでしょうか。
日本弦楽器製作者協会がかつて「アマチュア」として切り捨て、フェア会場などから閉め出した製作家たちのなかから、海外のコンクールで優秀な成績をおさめる作家が多数輩出されていることは、少しでも日本の弦楽器製作の世界に関心を持つ者なら先刻承知です。
一方、私が存じ上げている日本弦楽器製作者協会会員の「プロ」のかたは、お作りになった楽器が未だかつて売れた例がないとのことです。「それで食っている」というのが「プロ」の証左であるのならば、日本人で楽器を売ることで食える人がどれだけいるのでしょうか。
そもそも、こと製作に関しては、プロとアマチュアで二分しようとすることに無理があるのではないでしょうか。
ずっとアマチュア扱いされながら地道に研鑽を積み、開花しようとしている人も多い。一方「マイスター」「日本弦楽器製作者協会会員」の看板にあぐらをかき、修理などで忙しいのを言い訳に、弟子につくらせた楽器に既製品のニスをパッパと塗って一丁上がりと称する方もいらっしゃると仄聞します。
日本弦楽器製作者協会の「プロ」会員でもあきらかに技術に問題のある人は多い。フェアで楽器を見、弾いてみれば一目瞭然。
畢竟、「技術のある・なし」が全てだと思います。いつもそうおっしゃっていることに共感を覚えていたのですが。
しかし論点を違え、「プロ」ということにそこまでプライドをお持ちであるのなら、画然とプロとアマチュアと区分されるゆえんをお伺いしたいものです。
2007-12-12 水 13:04:19 | URL | 佐原利之 [編集]
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2007-12-16 日 12:24:09 | | [編集]
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